「好かれようとしない/朝倉かすみ」 [書籍]
デートの経験もある。男と寝たこともある、一度きりだけど。二十五歳の二宮風吹は「必死」が苦手。恋に飢えた顔を晒すぐらいなら地味で結構。そんな私が一目惚れするなんて。鍵屋の若旦那を想う気怠く、もどかしい日々。攻め手が分からない。そんなときアパートの大家が言った―「好かれようとしないことよ」。
(「BOOK」データベースより)
題名を見て、指南書みたいだなーと思いましたが、恋愛小説で
好かれようとしないってどういうことなのかなと買ってみたのでした。
結局は媚を売るのではなく、自分が思ったことを素直に表現したり、
行動を起こしたりしていくうちに、鍵屋も主人公に惹かれていく
わけなのだけど。。
鍵屋がなんで最後に主人公を恋愛の対象にしたのかの気持ちの
変化がよく分からんかったなー。
というか、鍵屋がどんな性格の人なのかってのがよく分からなくて
読むのに苦労しました。
でも20代の途中で、恋愛をしている人が読んだら
「そうそうそう!わかるわかる!」
と思って読めるのかもです。
って作者は50歳の方なんだ・・・
20代にむけてのメッセージみたいなものなのかな。
2011-03-06 08:12
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